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「今日のパトロ〜ル」〜夢で逢いましょう〜

今日も町田で放置自転車監視員を務めて来た。

でも今日は、まったくのスカッ、朝7時から16時まで二人でパトロールしてゼロ。

それはそれでイイんだけどね。

今日は朝の内は雨まじりの天気だったけど、昼には陽射しがあふれて気温がグングン上がってきた。

境川を覗くといつものようにデッカイ真鯉や緋鯉が群れている。

でも、こいつらほとんど泳いでないなぁ…ん?アレはぁ〜

カメが甲羅干ししてる。

さて、ランチタイムだ。

予算があれば高級レストランで定食でもと思うけど、コンビニでサンドイッチを仕入れて市営駐車場のベンチで食べることにした。

そこに木本管制から電話が入った。

「もしもし〜、カニさん明後日も町田ですよね」

「はい、そうです」

「八王子に行ってもらえませんか?」

「八王子!?」

東京支社のテリトリーなんだけど、欠員が生じてしまったから応援に行ってくれという。

八王子、とおお〜い!

結局説き伏せられちゃったけどさぁ。

プッと膨れていくサンドイッチを食べていると、市営駐車場の入出庫誘導をしている女性がやってきた。

「おつかれさま、今日は寒くないみたいねぇ」

「ええ、歩いてると暑いぐらいですよ」

へぇ、なかなか艶っぽい女性だなぁ、歳の頃ならオレよりチョッと若いぐらいかな?

誘導係より呑屋の女将のほうが絶対似合うぞ。

彼女と無駄話をして、お昼休みもおしまい。

今日の迷い人。

「すみません、ラポール千寿閣というのは、どう行けばいいのでしょうか」

茶系統の作務衣に白髭をたくわえたご老体。

いい雰囲気がある。まるで陶芸家か、それとも書道家、風絵師か。

ラポール千寿閣って…あ、あそこかな?

「北口に出てください」詳しく道順を説明したのだが、ご老体が去ったあと…あ!違うぞ!

ラポール千寿閣って、すぐそこにあるじゃないか!

ウソ教えちまったあ〜!ジイチャン帰って来ないかなぁ〜。

「町田市役所はどう行ったらいいでしょうか」

コレは簡単、アラエッササで説明完了。

だけど、ジイチャンどうしたかなぁ、まったく反対方向に行かせちゃったもんなぁ。

高木さんと交代でパトロールに出た。

気になって仕方がないんで、パトロ〜ル範囲外なんだけど、ラポール千寿閣を確認に行った。

あ、やっぱりココじゃ〜〜ん。エェエ〜〜ン。

1時間パトロ〜ルして、ドドバシカメラ前に戻った。

「すいません、この辺に喫煙場所はありませんか」

すごい渋い声の紳士。

喫煙場所?この辺りでタバコが吸えるところ…

そうだ!この先にコンビニがあってそこには灰皿が置いてある。

「まったく愛煙家は肩身が狭いです」

真摯は笑みを浮かべて歩き始めた。

この紳士、「どうもありがとうございました」帰り際にわざわざ礼を述べて下さった。

ラポール千寿閣っていうホテル知りませんか?」

自転車に乗って奥様が訊いてきた。

ラポール千寿閣!?まかせろって。

もう詳しく詳しく千寿閣ガイド。

「訊いてよかったわあ!」

なんのこれしき、まかせろって。

コレでジイチャンミスもなんとなく気に病まなくなっちゃったんだけど、それって違うよなぁ。

ジイチャン、今頃どこ歩いてるんだ?

放置自転車はまったくなかったけど、コレで一日も終わりの4時。

高木さんは明日は久々の休みなんだって、パトロ〜ルから早く帰ってきちゃいやんの^^

さて…もう一度市営駐車場へ行ってみるか。

いつも町田勤務のときは朝夕事務所に挨拶するんだけど、今日は朝から現場に出っちゃったんで、帰りだけ挨拶するっていうにも変だけどなぁ〜…彼女いるかな?

市営駐車場に行くと   彼女いないじゃあ〜ん、チエッがっかり。

でもここまで来て帰っちゃうのもなぁ。

「放置自転車業務完了しました…」

あ、事務所の中に彼女!じいちゃん達とお茶してるぅ〜。

まさか、オレもお茶しちゃうわけにもいかんしな。

外のベンチに腰を下ろす。

さて、これから小田急相模原の本社に八王子の詳細を受取りに行かなきゃならんぞ…

「チョコ食べる?」

あ、彼女が出て来たあ。

「町田に来ること多いの?」

「うん、放置自転車は町田ばっか」

「そう、こんどいつ来るの?」

「あ、明日!」

「明日かあ〜〜…」

「明日じゃダメ?」

「アタシねぇ、毎週金曜日なんだ」

じゃあ明後日でもダメじゃん。

「金曜日なら逢えるんだ、週一勤務なの?」

「うん、たまに日曜日も来るけど」

「今月は町田が多いから逢えると思うな」

「そう!逢おうね!」

「うん!」

ウキウキして本社に向かう電車の中で手帳を開いてみた。

金曜日全部部品センターで、オイル漏れ燃料漏れの管理官業務…

つまんない!アキチャビヨ〜〜〜。