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対話的日記 飴にも負けず、ダイエットの神様

 2018年放送の大河ドラマ「西郷(せご)どん」も話題の鈴木亮平が、グルメ漫画アンソロジー「思い出食堂」の魚乃目三太原作「宮沢賢治の食卓」に基づくドラマ「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」で詩人・童話作家宮沢賢治を演じることが決定した。本作は、賢治が愛した食や音楽にフォーカスし、後に早逝する妹トシや親しい人々との交流など賢治の青春時代を描く物語。主演の鈴木は、「高校時代まで、夜ご飯は必ず家族で揃って食べるというルールがあり、門限が夕方になってしまうので当時は窮屈に思ったりもしましたが、今思えば家族としてのつながりが感じられる大切な時間だったなと思います」と自身が家族と囲んだ食卓を振り返っている。

☆印が私の感想コメントです。演劇は、脚本の良さ、監督の演出、役者の魅力そして観客の理解力など諸要素で成り立っているから、いくら良い役者さんでも、脚本がだめだとつまらなくなる心配がある。

 「銀河鉄道の夜」「雨ニモマケズ」など時代を超えて老若男女に愛され続ける名作を生んできた児童文学の大家にアプローチするなかで、「“宮沢賢治”というと朴訥としたイメージを勝手に持っていたのですが、当時の資料を調べていくと、とても熱くて人間臭い人だったようで驚いた」という鈴木。本作では、大正10年を舞台に裕福な実家を飛び出して上京した賢治が8か月ぶりに帰郷した際に、東京で味わったコロッケを手作りして家族と食卓を共にしたことから真の幸福に目覚めていく過程を追う。監督を『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』(2012)などの御法川修、脚本を「砂の塔〜知りすぎた隣人」(2016・TBS系)の池田奈津子が務める。

☆いま、月曜日の夜にNHKで「100分で名著」でちょうど宮沢賢治をやっている。http://www.nhk.or.jp/meicho/ なかなか面白い、伊集院光のコメントもなかなか良いので驚く。宮沢賢治がチェロを習った人のお孫さんに会ったことがある。賢治はあんまり上手ではなかったと言っていた。それでも「セロ弾きのゴーシュ」のような優れた作品が書けちゃうのだからすごい。

 食を巡るドラマの脚本について、鈴木は「“宮沢賢治”の詩の世界と、当時の東北の人々の暮らしと、素朴で美味しい料理が混じり合って、絶妙なマリアージュが生まれている」と評しており、「手作りの食事にこだわる親でしたので、休日のおやつにも手作りのプリンなどを作って出してくれるほどだった」と自身の家族との食にまつわるエピソードを述懐。「時には周りをも巻き込んでしまう、子供のように豊かな感受性と情熱を持った“宮沢賢治”という一人の人間を、まるで今そこに生きているかのようにのびのびと演じられたら」と意気込みを語っている。

☆食事の縁は「天皇の料理番」以来だな。成功する人間は本当に努力家なんだ。図書館で、モデルとなった料理番さんの古いフランス料理の本を見つけたが大変に厚い本でびっくりした。食べる人、見る人を幸せにするには努力が必要なのだ。

 「天皇の料理番」(2015・TBS系)では20キロの減量、『俺物語!!』(2015)では一転して30キロの増量など徹底した役作りで知られる鈴木が、どのように化けるのか期待が高まる。(編集部・石井百合子

宮沢賢治は37歳で亡くなってしまう。残念なことだった。今だったら生きていられるのに残念なことだ。宮沢賢治の研究をした分銅先生が、晩年は国柱会を離れたと言っていた。

宮沢賢治は詩人の側面が大きいのだろう。

「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」は6月(毎週土曜夜10:00)、WOWOWプライムにて放送【第1話無料放送】

鈴木亮平、今度は宮沢賢治に!鈴木家の食卓エピソードを披露